フロアコーティングで住宅を長持ちさせましょう
DIYでフロアコーティングは出来るの?
最初は美しく輝いていたフローリングも、長い年月が経つとフロアコーティングが剥がれ落ちてしまい輝きが無くなります。
このフロアコーティングはフローリングの見栄えを良くするだけでなく、床材を傷や湿気から保護する働きもある大切なものなのでコーティングが剥がれた時は早急に対処をするのが望ましいです。
通常はリフォーム工事会社に依頼をすればコーティング作業をおこなってくれますが、20畳のお部屋だと約15万円もの費用が掛かります。
そこでDIYで安くしたいという方もいらっしゃるでしょうが、DIYでもフロアコーティングをすることは可能です。
ホームセンターにいけばコーティング剤と必要な道具が販売されているので、トータルで6000円ほどの費用で完成させられます。
ご自身でなさる際は、必ず室内の換気を良くした状態で作業をすることが大切です。
その理由は、コーティング剤はシンナー系の塗料に分類されており、密閉空間で用いると健康を害する恐れがあるからです。
フロアコーティングの失敗にはどのようなものがあるか
フロアコーティングは、きちんとした業者が施工すれば、見た目もきれいになり、床をしっかりと守ってくれます。
しかし経験が少なかったり、雑な業者が施工すると失敗してしまう事もあります。
では具体的に失敗例とはどのようなものがあるかというと色々あるので見ていきましょう。
まずコーティング塗膜とフローリングの間にゴミやほこり、髪の毛等の異物が混入してしまうという事です。
そうすると汚れが目立ち、硬化不良や塗料のはじきの原因にもなってしまいます。
またコーティング剤とフローリングがしっかりとくっついていない密着不良もあります。
これは業者が、施工前に床材と塗料の相性が良いかを事前にチェックするのをおこたると、密着不良になる事があるので信頼出来る業者を選ばなければなりません。
他にも湿度や気温等の環境によりコーティングの塗膜が硬化不良でベタベタになってしまったりする事もありますし、施工スタッフの技術や経験不足によってコーティングの厚みが一定ではなく塗りムラが出来てしまう事もあります。
このようにフロアコーティングはきちんとした専門業者に依頼しないと様々なトラブルになりかねないので、注意しましょう。